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デザインワークス:言峰薫

注意! このページに書かれた事項はオリキャラ用のオレ様設定であり、Fate/stay night・月姫・空の境界、その他などを参考にはしているものの、管理人(私)のでっち上げであるとご理解下さい。


オリキャラ:言峰薫(ことみね・かおる)

*** 特徴・行動原理など ***

・外見:中肉中背。姿勢が良く背が高い印象を与えるが、身長は特に高いわけではない。黄色人種(モンゴロイド)で東洋人で日本人。
 神酒によって再構成され、宝具「黄金の林檎酒」を内包している影響で、バランスの取れた体型をしてる。突出した美形ではないが肉体の黄金比を具現する黄金律(スタイル)の持ち主。怪我をしても復元率が高く、重傷を負っても障害や後遺症が起こりにくい。ギルガメッシュと蒼崎橙子は気付いているが本人は知らない。街で見かけるとふと目で追いたくなる程度には人の目を引きつけるが魅了はしない。
・肌は溶かしたチーズのように滑らかで、血色が良く運動するとピンクに染まる。白桃のようだという例えは使い損ねている。
・髪は癖のない黒の直毛。艶やかで天使の輪が光る。前髪は切りそろえ、後ろは腰まで伸ばしている。髪を切るときにはギルガメッシュに許可を貰う。寝るときには大雑把に三つ編みにする。髪は女性魔術師の切り札になりうるが、魔力放出で景気よく魔力をぶっ放すので、髪に魔力を溜めようとしない。むしろ通りを良くすること好む。
・瞳は鳶色(茶褐色)で平均的な日本人のもの。ただし「黄金の林檎酒」の神気を使用したときと「乖離宝典フレア」の回転を高めた時は神性が刺激され瞳が紅玉(ルビー)のような透明感のある真紅に染まる。薫本人、ギルガメッシュ、言峰綺礼は知っているが遠坂凛には隠している。
・それなりに筋肉質でスレンダー。きっとふとももは太い。あまりゴツくなるとギルガメッシュに怒られるので、バリバリの体育会系体型にはなれない。筋力・持久力・瞬発力などは総合的に見れば中学生レベルの上位になるが、高校生レベルの上位にはハッキリと劣る。ダンサーのような運動能力特性を持っており、最大筋力より柔軟性と瞬発力を維持して長時間動くことに慣れている。
・綺礼に中国武術を習い、八極拳とある程度の長拳(少林拳)を使う。騎士の剣術も綺礼から指導を受け、イタリアあるいはスペインの教会に伝承されているような十字軍剣術(ロングソード、ナイトシールド、スピア、ジャベリンなど)に加え、聖堂教会の騎士剣技も手ほどきを受けている。
・空手や剣道、居合などにも興味はあるのだが、筋肉の使い方が違うので手を出さないでいる。特に才能はなく習ったことしか出来ない不器用者。体に馴染むまで技を延々と繰り返し、馴染んだ動きでの応用を考えるタイプ。握り方から違うので、日本刀には手を出さないと決めている。でも欲しいと思っている。
・一番熱心なのは「槍」で2メートル前後のスピアを好んで練習している。黒鍵は飛び道具だと考えており、剣として使うのは緊急時・防御行動・格下と戦う時と決めている。
・長いランス(フレア)を使うときは打ち合うときには両手で持ってスピアと同様に扱うが、フレアを持ち出すのは強敵と戦うときなので、一撃離脱のチャージ(突撃)戦法を使うこととなる。その場合は右手で握り右脇に抱える。
・剣の間合いでサーヴァントと戦うのは自殺行為・死亡フラグと考えており、基本的に近づかない。槍を使っての一撃離脱か黒鍵での投げ間合いで戦うつもりでいる。接近されたら一撃をとにかく受け逸らして逃げる気でいる。
・武器は基本的に消耗品と考えているため使い捨てるし使い潰す。盾の代わりに攻撃を受け、その場に捨て置き身代わりとして自分は逃げる。それでいいと考えている。
・戦士であれとギルガメッシュに教育されているため冷静でいるのを良しとしない。感情を高め気勢を上げると調子が良くなっていくが、言動が乱暴になり凶暴になる。そのため戦闘能力の上下幅が大きくムラがある。しかし高ぶった時の突破力は高く、飛び道具を使わず本気を出さないギルガメッシュを防戦に回らせる。
・銃は嫌い。しかし有効性は認めているので使用する。衛宮切嗣から狙撃兵(スナイパー)としての手解きを受けているが練度は低い。正確に狙い撃つより「あの辺まとめて吹き飛ばそう」という考え方をする。わりと大艦巨砲主義。ミサイルが欲しいが高いので我慢している。
・いつもニコニコしている。怖い未来は考えないようにしているが、考え出すとシクシク泣き出す。思考を停止すると無表情のまま壁の前で動かなくなる。心療内科か精神科に行くとお薬がもらえ入院を勧められる。事実上の心身症。
・転生直後に呪いの泥の影響から悪夢にうなされ、精神が崩壊している。以前の人格はクラッシュしており、別人格と化している。つまり発狂後に再構成された精神で活動している。ただし一気に崩壊したのではなく、時間をかけて部分的にボロボロになるのを繰り返した。SANチェックには数十回となく失敗している。心は完全に折れており「この世、全ての悪(アンリ・マユ)」に対して絶対の恐怖心を抱えている。しかし自分の価値よりも大きな恐怖心であるため「死んでもあれをぶちまけるのはダメ。死んでもいいからあれだけはダメ」と思っている。
・インベーダーである自分を肯定しきれていない。書き換えられた自分を認めてくれるギルガメシュと言峰綺礼に強く依存しており、二人と離れると精神状態が悪化し不安定になっていく。きっと二人の名前を付けたぬいぐるみとか抱いて寝ている。
・最後は自分という異分子を処理することで世界はあるべき形になると考え、出来る限りのことをしたら死のうと思っている。
・呪いの泥を防ぐことが第一目的。アンリマユの誕生阻止が第二目的。小聖杯(イリヤ・桜)は出来れば殺したくないが、二つの目的のためならイリヤでも桜でも殺すつもり。この二つだけは譲れないので、最悪、ギルガメッシュと言峰綺礼をも裏切るつもりでいる。
・ギルガメッシュには屈服しており、最後の最後のその時までは服従することに納得している。
・ギルガメッシュと天に昇ることは出来ないが、綺礼と一緒に地獄に堕ちることは出来ると考えている。
・ギルガメッシュのことは好き。言峰綺礼のことも好き。
・「正しさと愛」では凛やセイバーと同じく「正しさ」を選ぼうとするのだが、時間が経つにつれ選びたくなくなってきている。迷いと中途半端さが最後までつきまとい、葛藤を繰り返す。突き抜けることが出来ず苦しみ続けるが、諦めながら前へと進み続ける。
・転んで泣くと、涙を拭いてから立つのではなく、泣きながらほふく前進を開始して進み出す。
・多分、泣き虫。体に良くないからとあまり我慢しない。一応は一人で泣こうと努力はする。
・感情と理性では理性を重要視するのだが、それを判っていながら感情的であろうとする。
・属性は「混沌・善」でギルガメッシュと同じとする。自分のルールに従い、自分を律することをよしとするが、常識や法律を軽く見る。悪法も法などとは考えない。
・会社を立ち上げたのはギルガメッシュに冬木への愛着を持ってもらうためというのが第一義。次いで欲しかったのはお金と人脈。
・経営者としては優秀ではない。始めの頃は役立たずで会計を必死に勉強した。今でも実務能力はそう高いものではないが、意見のとりまとめと責任のある決断をすることは出来るようになっている。
・ギルガメッシュから「人の上に君臨するオーバーロード(超越者)」として助言を受け、言峰綺礼から「人の心と向き合う宗教者」として助言を受けて社長業を頑張っている。そのため「黄金律(お金持ち)」というスキルを持つぷち金ピカであり「黄金律(カリスマ):C−−」をも持つが、ギルガメッシュか綺礼がいると能力は激減する。
・本気になれば王気(オーラ)を放ち、国際企業を指揮することも可能になるが、まだ体力がもたず知恵熱を出す。意思決定力に富んでいるが、実務能力には乏しい。
・お給料がお小遣いで、お財布はいいのを持っている。しかしミサイル(数億円以上)とかは買えない。このレベルになると魔術の方が安上がり?とか思っていたりする。
・色々と物持ちだが、表向きには清貧っぽく暮らしている。教会では綺礼に従い、修道女見習いのような生活をしているが、ギルガメッシュの命令を優先することにしている。
・居住棟に部屋を持ち、ベッド・クロゼット、事務机、本棚、鍵付きロッカーなどがある。本棚を「外付けハードディスク」と呼び、専門書を並べている。やばい物は鍵付きロッカーにしまっており、さらに危険な物は地下礼拝堂か玉座の間に置かせてもらっている。きっとPCはいいのを置いている。モバイルも愛用して仕事をしている。時々授業を抜け出し、図書室で自習といいつつ仕事しているかもしれない。
・普段は教会の尼僧服もどきを着るのを好む。正しくはあれはカソックではない。カソックは服の上に着用する儀礼用の上着みたいなものであり、割烹着・スモックに似たワンピース構造の物(であるはず)聖歌隊が着ているアレ。尼僧服の色にも制限があり、黒・白・灰色などはあるが闇色(紺色)はない。わざと闇色のなんちゃって尼僧服を着ている。
・教会では雑務をこなし、お祈りもしている。一番の仕事は地下の掃除と食事の用意。
・中華料理は綺礼に任せ、ソースで新しい味を作るフレンチや、色鮮やかなイタリアン&スパニッシュをよく作る。和食のバリエーションは少なく、ナイフとフォークで食事することの方が多い。お箸が恋しいのは我慢している。
・お酒が好きで平然とお相伴にあずかる。葡萄酒・林檎酒・日本酒などでフルーティーなものが好き。学校で好きな飲み物として酒をあげ、怒られたことがある。
・酒器宝具「黄金の林檎酒」を宿しており、神酒をギルガメッシュに献上して魔力を支えている。ときどき神酒を飲ませてもらっていて、魂と肉体が変質しているが自分が神性もちとは気が付いていない。
・甘いものが好きだが辛いものも好き。泰山の麻婆豆腐も美味しく食べられるようになっている。きっと綺礼とギルと三人でハハハと笑いながら食べる。凛もときどき呼んで一緒に食べる。
・深山商店街は衛宮士郎のテリトリーなので、長居しないようにしている。
・士郎は嫌いではなくむしろ好きだが、お近づきにはなりたくないと考えている。
・凛のことは好きで尊敬している。幸せになって欲しいと考えている。
・桜を真っ正面から肯定して愛せるのは慎二しかいないと思っている。間桐兄妹を応援している。
・でも慎二のことはからかい倒すのが使命と信じてる。
・臓覗のことは怖がっているが嫌悪してはいない。人食いも「嫌いな奴らなら別に……」というのが本音。人食いを認めているのではなく、人間至上主義ではないため人が喰われることを異常と思わない。ただし臓覗は既に人間やめてると考えている。
・イリヤのことは心配している。イリヤが小聖杯なら大聖杯は制御されてアンリマユは生まれない? などと考えて、殺さなくても大丈夫なはずだと思っている。
・大河のことは苦手としている。自分が犬系だとの自覚があり、猫は敵だと思っている。おっぱいのことでは恨んでいる。しかしエクササイズはやらないと王様に揉むぞと言われるので泣く泣く続けている。
・武道とは、武術をとおして心を磨くもので書道・華道などと同じ物。武術とは、相手を傷付け時には殺すことで身を守る護身術と考えている。よって相手を殺すことを追求せず、精神修養を第一とする現代武道を認めない。本気で殺人技術を追求するからこそ武術は武道になりうるのだと考えているので、合気道や弓道を嫌う(これは一種の過激思想なので本気にしないで下さいね)
・聖杯戦争に焦点を合わせており、こと戦闘技術に関しては余計なことを学びたがらない。
・関節技は練習しない。絞め技も練習しない。急所攻撃も好まず鎧の上から叩き殺す・突き殺すような攻撃方法を好む。戦国時代に成立した中国武術は急所を狙わず「鎧の上から突き殺す・鎧の上から叩き殺す・倒れたところを践み殺す」ものが多い。陳式太極拳・心意六合拳・八極拳など槍を主兵装とすることも多い。都市で発展し、殺すことより戦闘不能を狙う護身用拳法が目や金的などの急所攻撃を好み、手数を優先し回転が速い。蟷螂拳(後期)・翻子拳(素手特化流派)など。
・一撃必殺・問答無用で叩き殺そうとするのが戦争用。急所を狙い手数を出し、まずは殺さず戦闘不能を狙うのが護身用の拳法という発展の歴史が中国武術にはあるが、戦争用を好み急所は重要と思わない。防具や防御の上から叩き殺そうとする。
・魔術や魔術礼装のマジカルウェポンを使わない場合、強さは警察官にも大きく劣る。組み手なら柳洞一成とどっこいどっこい。かなり優勢に戦うが、油断してると背負い投げ喰らってぼう然となる。
・剣はそれほど得意としていない。ソード&シールドを習ったが、黒鍵を両手に複数持つことが多い。武器が壊れるのを覚悟して受け止め、デコイ代わりに置き去りにしたりする。槍は熱心に練習し「剣道三倍段、長柄はそこから更に三倍段」などと言う。
・魔術師の本質は学者・研究者だと考え、魔術戦の本質は決闘趣味だと少々バカにしている。雑魚やゲスや有象無象のその他大勢が相手なら、マシンガンで撃ち殺そうなどと考える。
・研究者としての魔術師の在り方は好き。魔術師とは研究者であり探求者。芸術家であり哲学者だと聞いて納得している。凛を尊敬し、間桐臓覗なども魔術師としては尊敬している。
・ギルガメッシュに褒められたウェイバー・ベルベットを強く尊敬し「先生」と呼ぶ。きっと手紙とか出している。
・ウェイバーの命令でゲームとか買っているかもしれない。きっと通信対戦とかやっている。
・英語はクイーンズ(上流階級用英語)とスタンダード(一般英語)を使い分けられる。イタリア語も読み書き会話に不自由しない。欧州の外交語であるフランス語は頑張っているが少し怪しい。ラテン語は定型文と聖歌や祈りの文章にストレスを感じない程度で会話は不自由。ドイツ語は勉強しないのでダメダメ。凛にときどき怒られている。綺礼の母校はスペインのマンサーレにある神学校だがスペイン語は諦めている。
・基督教は信仰しているというより研究している。神学の構造を理解し、数理・音楽・天文と組み合わせて世界を理解する五世紀頃の基督教カバラを魔術を使う上でのシンボル体系バックボーンとしている。きっと四大も「サラマンダー・シルフ・ノーム・ウンディーネ」ではなく天使の名前などで秘力(フォース)を導く宗教色の強い魔術体系を凛の監修の元で構築している。
・遠坂の系譜で宝石魔術を使うが、遠坂の秘伝には届かない。多分、宝石剣は反応しない。
・魔術回路の数は二本で、背中から右肩と右肩から右上腕にかけてある。火災で砕け、焼けただれた箇所が神酒で再構成されるさいに特に魔力が作用し、周囲に残る火の波動が焼き付き火属性となった。
・魔力属性は「火属性・炎上」魔術特性は「融解」で、自分を起点に作用する魔術に適性がある。ロウソクあるいは火炎放射器型であり、実は遠隔操作はかなり苦手。繊細な魔術も不得手であり、基本的には宝石を起点にぶっ放し型の攻撃魔術を使うか魔術礼装を使って魔術を紡ぐ道具使い。
・戦闘以外もトータルすると「強化と変化の錬金術師(道具使い)」となる。
・強化魔術を専門とし「身体強化(フィジカルエンチャント)」「感覚強化(フィーリングエンチャント)」「物質強化(マテリアルエンチャント)」「概念強化(イデアエンチャント)」まで使いこなす。
・変化魔術を使用して魔術礼装(ミスティックコード)の作成に励んでいる。
・投影魔術とは適性が合わないが、騎士長剣(ロングソード)を生み出せる。強度はガラス程度で強化不可能。普通の投影魔術なので魔力をリアルタイムで消費する。気が緩むとドロリと溶けて霧散する。
・治療魔術は「傷をふさぐ」方向性に適性があり、綺礼が得意とする霊媒治療に絞って修行した。自分の擦り傷切り傷の治療から始まって、カエルを実験台に霊体が崩壊し再生不能となるまで挽肉にした。教会の裏には「かえるさんの墓」がある。最後に活きのいい部品を集めて作ったのが「フレッシュ(生肉)ゴーレム」ヒキガエルの「ゴエモン」これは石川五右衛門が釜ゆでの刑で殺されたのを「釜ゆで=錬金術加工」に掛けている。以後は葬式のため教会に運ばれた遺体を葬式前夜に見た目キレイになるように霊媒治療を使って練習している。

*** 魔術 ***

・身体強化(フィジカルエンチャント):魔力を肉体に作用させ機能を増幅させる。筋力は約七倍で安定させている。
・感覚強化(フィーリングエンチャント):魔力を五感に作用させ機能を増幅させる。適宜調節している。
・物質強化(マテリアルエンチャント):物体に魔力を浸透させ構造を強化する。浸透させるのは得意だが、気合いを入れるとドロリと溶けるので、もっぱら概念強化で強くしている。
・概念強化(イデアエンチャント):世界の魔術基盤から幻想の力を呼び込み強化する。要・魔術回路の開放。

・変化魔術:任意の対象に「そこにない概念」を作用させて元とは違う形態・機能を発現させる。もっぱら礼装の作成に使用している。聖典紙片が黒鍵などに変化するのはこの魔術の作用。変化魔術で概念を作用させ、概念強化でそれを強く表に出す。とかする。

・魔力放出(オーラバースト):魔力を体から拭きだして推進力にする。魔術ぢゃないとか言われる。全力で使用すると15秒も続かない。使う・回復・使う・回復を繰り返している。瞬間的に使用する。

・練成昇華:火の魔力で昇華・浄化概念を作用させて宝石を焼き直す錬金術。時間がかかる。練成可能な宝石はガーネット各種、コランダム(ルビー・サファイア)ベリル(アクアマリン・エメラルド)など。

・宝石魔弾:宝石に宿る魔術に自身の魔力を上乗せして放つ攻撃魔術。宝石一個だと威力は弱く、四つ使うのが基本。四つ+自分の魔力で威力は魔術評価でランクDくらい。「カノン〇〇」と呪文を唱える。カノンは音楽のカノン形式から。主題を追い掛けるカノンを複数の宝石を重ねて使うことに掛けている。またカノンとはギリシャ語で「聖典」を意味する言葉だったはず。
・祝福神音(カノン・ロードライト):聖別・神秘・友愛を象徴するバラ色の石ロードライトガーネットを使用する祝福の魔弾。悪霊や悪意を浄化するが物理攻撃力はない。精神攻撃に近いかも?
・炎獄神音(カノン・ルビー):火・支配・王権を象徴する紅玉ルビーを使用する。火炎攻撃呪文。相手を屈服させようとする精神効果つき。
・氷獄神音(カノン・サファイア):氷・支配・王権を象徴する蒼玉サファイアを使用する。氷結攻撃呪文。白い霧が吹き付け凍り付く。精神効果つき。
・血獄神音(カノン・アルマンディン):血・生命・加護を象徴するアルマンディンガーネットを使用する。血液の溶解作用を働かせ、肉や骨を溶かしてしまう溶解の魔弾。

・熱病呪弾(フィーバーガンド):呪いが苦手な薫が火の魔力を使い無理矢理呪う「呪いの弾丸」凛のそれとは違い物理攻撃力はない。ガラスはおろか紙も破れない。多分、身構えた魔術師相手では効かない。

・遠坂の火葬呪文:「Intensive Einascherung.(我が敵の火葬は苛烈なるべし)」の呪文で放たれる。相手が死ぬまで追い掛けるかもしれない。遠坂の炎は地獄の炎、貴様が死ぬまで消えることはないのだ! 的なものとする。薫の魔力ではすぐに消える。

・聖念擊(ホーリーボルト):聖句を唱え、聖波動の魔力を電撃のように放つ攻撃魔術? ロードライトガーネットで強化も可能。あるいは宝石を使わない祝福の魔弾。数少ない道具を使わず使える攻撃?魔術。
 なお基督教では落雷を、光の輝きが天から地へと落ちる様から堕天使の象徴と見るので、薫は電撃系魔術を研究しないものとする。

・聖剣魔術(ホーリーブレード):「円卓の、騎士を束ねし騎士の王。その手に掲げた剣の名をもち、我は聖なる光を放つ」と呪文を唱え、エクスカリバーの名で聖波動を帯びた魔力の刃を形成する。霊体攻撃補助魔術。物理攻撃力はない。お豆腐も切れない。人を切った場合、霊体が破損しショック死するかも。

・飛行魔術(火の鳥):愉快型魔術礼装カレイドステッキから授かった飛行魔術でランクAあるいはA+。薫では全ての性能を引き出せないが、本来はこの魔術だけで音速を突破できる。ふよふよ浮かんだり滑空する程度なら翼自体が魔力を取り込み薫は魔力を消費しない。半霊体で半実体。普通の人にも見えてしまうが調節できる。実体化が弱まると空気抵抗を利用できなくなり急旋回などが不自由になる。薫の背中にサブの魔術回路として書き込まれているが、ほとんど魔術刻印。鳥・翼・天使・不死鳥・火の鳥・稲妻・流星といった概念で構成されており「飛べないという現実を、飛べるという幻想で歪めて」飛翔する。

・フレイムファルコン:飛行魔術(火の鳥)の概念を攻撃魔術に無理矢理加工した炎の魔弾。実はインスタントの使い魔であり、ファイヤーゴーレムみたいなもの。しばらくの間、敵に向かって襲いかかる
・フレイムファルコン・トリプルアクセル:フレイムファルコンを三体同時に生み出し襲いかからせる攻撃魔術。道具無しで薫が使える最大火力。スケートのトリプルアクセルのようにくるくる回り飛ばします。

・洗礼詠唱:祈りを高め、聖波動の精神波(サイコウェーブ)を叩き付ける聖堂教会の秘技。魔力は関係ないとする。魂砕き(ソウルクラッシュ)みたいなもの? 厳密に言えば魔術ではなく教会の秘蹟、あるいは宗教魔術?

・太陽拳(仮):額に太陽の占星術記号と精霊ソラスのアルファベット。その左右に「フォーチュナ・メジャー」「フォーチュナ・マイナー」をドットで点画。さらに太陽の力を象徴する大天使ミカエルの名を描く。
 ミカエルは王国の保護者であり、美と調和の大天使。迷う者の導き手であり、子供の姿でありながら黄金の王冠をいただく王でもある。そして生け贄にされた神を象徴する大天使。
 召喚に最適とされる日曜日の夕方、太陽を背にして神名「イーヴァ・アロアー・ヴァ・ダート」を振動させて天使の秘力(フォース)を身に帯びる。
 ここまでやって出来るのは自分のおでこを光らせるだけ(笑)

・憑依降霊「言峰綺礼」:薫が数年かけて身に付けた降霊術の応用。言峰綺礼の生霊を呼び降ろし、その経験・思考・体術などを再現する。綺礼が面白がって協力的だったので、憑依用の影(霊性情報)が既に出来上がっているとする。
 再現される技能・能力は、黒鍵の扱いを中心とした代行者の戦闘技術と、八極拳を中心とした格闘武術、そして霊媒治療。綺礼が使わない魔術(魔力放出など)との兼用は不可、身体強化、反射加速、装備強度強化などは使えるらしい。
 時間をかけて再現性を上げてきたとする。いきなり強くなるのではなく、むしろ訓練時に使ってトレーナー役とするのが正しい使い方ではなかろうか?
 現実の魔術や呪術ではかなりありふれた術、というか瞑想法? 失った知識を求めるとか、天界の知識を得るとかを目的に多用される。

・霊媒治療:言峰綺礼が適正を発揮した治療魔術。霊体を繕うことで肉体を癒す特殊な治療魔術。使い手は霊媒医師とも呼ばれるらしい。未開の地で使われる外法・呪術とされており、魔術協会や聖堂教会では言峰綺礼ほどの使い手は数えるほどしかいないとか。肉体を治療するだけでなく、霊体の治療、そして精神まで治療できるらしい。綺礼の治療能力は司祭クラス。
 綺礼は魔術特性が「傷を開くこと」に特化している。それに対し、薫は特性「融解」により傷をふさぎ傷を消すことに向いているものとする。
 霊体から肉体の構成情報を読み取り、このデータに従って肉体を復元するというのは管理人(私)の脳内設定ですのであしからず。

・治療魔術:本編未使用。血・生命・加護を象徴するアルマンディンガーネットを使用する。宝石が粉々に砕け、血の泡がぶくぶくと湧き出る。肉を治すものとする。きっと血の臭いが充満する。

*** 魔術礼装 ***

・聖典紙片:いわゆるマジックスクロール。厚めの和紙に宝石で術式を書き込み作成するものとする。
 聖堂教会の基本武装「黒鍵」のコピー改ざん品。オリジナルは剣の柄から半霊体の刀身を伸ばすが、薫のこれは一枚の紙が一本の剣になるとする。一枚の紙片に以下の術式が集積化されている。数回の使用には耐えるが、基本的に消耗品。
 ・剣化術式:細身剣(レイピアに類似)に形を変える。全長約1メートルとする。結構長い。
 ・摂理の鍵:聖堂教会の術式で「神の御業を記した聖典に、そんな怪異の記述はない。よってオマエは存在しない」という神の摂理(ルール)を押し付け、型月世界における魔術の作用原理「歪曲・逆行」を否定、怪現象を打ち消す。魔術・超能力・吸血鬼の異能など天敵(のようなものだと仮定する)
 ・炎上式典:薫の魔術属性「火属性・炎上」を写したもの。紙片が発火し炎上する。これだけだと火力は弱い。
 ・泥葬式典:薫の魔術特性「融解」を写したもの。黒鍵が刺さった周囲を液状化させ、ずぶずぶと敵を沈める。概念干渉によって液状化させるので熱くはならない。魔術・異能を持たない敵や理性のないバーサーカーなどの足止め用。
 ・伝令式典:紙片が白い鳩になる。ぽっぽっぽー、くるっくー。と鳴く。偵察用。攻撃力ほぼ無し。幸せな気持ちになる?
 ・魔術障壁アイアス:七本の黒鍵を左手を中心に放射状に展開、ロードライトのバラ色で魔力を染めて、聖概念&投擲防御概念で障壁を展開する。凛のもつ10年ものの宝石は防ぎきれずに1、2秒で崩壊する。魔術であって宝具ではない。盾としてより身代わりとして使い、攻撃を受けたら自分は逃げる。

・聖典の書(魔導書):革張りの本で背表紙に薫の洗礼名「ジャンヌ」が刻まれている。表紙にレンズ状の大粒ガーネットはめ込まれていて限定礼装として機能する。薫の魔力に呼応し周囲の大源(マナ)を独自に吸収、魔力を生み出し術者に送る魔力炉であり、聖典紙片を安定させた状態で補完する封印礼装。

・ガルドルガンド(呪歌の杖)
「魔法使いの杖」の原型の一つ。主に北欧神話の神官・魔術師が持っていた魔法の杖。
「この願いを叶え賜え」などと願いを掛けると、その願いを叶えようと動き出す、みたいなもの。
 世界中の伝説、伝承に似たような物が沢山あると思われる。
 薫はこれを槍の形で作成し「祈願成就・宣言成就」の杖として使う。それほど凄い物ではなくて、魔力が尽きると動きは止まる。
 作成には凛の助力を得ている。長さはスピア(短槍)に相当し、薫の身長よりやや長いくらいであるとする。きっと「お掃除しなさい」などで性能テストされている。

・アゾット剣:医学の父とも呼ばれた錬金術師にして魔術師パラケルスス、本名フィリップス・アウレオリス・テオトゥラス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイムが持っていたことで有名になった短剣。
 全長二十数センチの両刃短剣。鍔元と柄頭に宝石がはめ込まれ、柄頭の紅玉の中に「läßt」の文字が刻まれている。
 薫のそれは黄金とラピスラズリと宝石で宝飾され「支配・王権・法の執行」といった概念を持たせた魔術礼装となっているが剣の形をした魔術の発動体(デバイス)
 宝石に溜めた魔力を開放し、概念を以て敵の精神を屈服させる「勝利の剣」の亜種たる魔術礼装「王の剣」

・騎兵刀(セイバー):鋼で鍛たれた軍刀(サーベル)を魔術的に加工し飾り立てた騎兵刀(セイバー)
 刀身からの魔力放出を可能とし、幾つかの斬擊パターンを自動的に再現する。
 便利なのだが、自動斬擊に殺意は乗らない。ダメだこりゃ。と薫は判断した。加速するだけなので神秘は宿らず、物理的な攻撃力しかない試験品。

・騎士長剣(ロングソード):聖属性の魔力や洗礼詠唱によって発生した聖波動を切っ先に集中させる魔術礼装。
 しかし、ただそれだけのものなので、当てるのは自分でやらないといけない只の剣とも言ふ。それなりに頑丈。

・投擲槍(ジャベリン):7x7(7は無限数・完全数であり、いっぱい、たくさん、無限にある、完成する。など言った概念を持ちます)+制御用の宝石一個、全部で五十個の小粒宝石を散りばめた使い捨ての魔弾。
 ルビーは火炎、サファイヤは氷結。強さは魔術でランクBからAとする。一本作るのに数ヶ月かかる。
 凛にばれて製作中止命令が出されているが、半ダース、六本くらいの在庫はあるとする。

・処刑鎌(デスサイズ):武器を不可視にする術式が組み込まれ「陽炎」の概念で武器が不可視になる大型の隠し武器。
 ただし魔術師が相手ではあんまり意味がない。魔力が渦巻いてバレバレ。薫が火の鳥を展開しながら使えば気配が紛れて凶悪な大型暗器になる。
 組立式の金属棒と大型鎌刃、そしてドクロがマントを羽織った死神のレリーフ(装飾彫刻)などのパーツからなり、摂理の鍵としても機能する。

・魔法のパラソル:空中浮遊(レビテーション)制御用の魔術礼装。魔力を通すとふわふわと術者を持ち上げる。傘の布地に鳥や蝶、流れる風などの刺繍がされているとする。ゆっくりとなら上下左右に移動できる。多分、間桐桜にも使える。

・魔法の箒:飛行用魔術礼装。飛行(フライ)の魔術が使えるようになる。薫はデッキブラシで代用していたが、のちに英国で購入した箒に乗り換えた。

・羽付サンダル:空中歩行(エアウォーキング)に対応した飛行魔術用の礼装。革のサンダルに羽で飾りが付いている。空気を蹴って空を歩かせる。後のブーツの物が作られる。飛行魔術(火の鳥)をアレンジした魔術で代用されることもある。

・ブーメランカッター:二枚一対 x 3 の六枚セットの魔術礼装。飛行軌道コントロール試験品。
 鋼板で出来ているので強化すれば聖典紙片より頑丈。なのだが、でかい。かさばる。黒鍵連投でいいじゃん。マシンガン強いよ。などという薫の嗜好によりお蔵入りとなる。

・鋼のエプロン・キャタピラ鎧・ブレスト&スカート鎧
 横長の鋼板を縦につなげたキャタピラ構造の胴鎧。見た目はエプロン。守る範囲はブレスト&スカートとなるが一体化している。初期の物はエナメル塗料で黒く塗られていた。のちの物は宝石が塗り込まれ闇色をしている。物理防御力と動きやすさを優先して設計された防具。

・軽装装備一式
 鋼のエプロン+コウモリを意匠化したフェイスガード+翼を意匠化したショルダーガード&サイドスカート。
 背面は守られていない。飛行魔術の機動力を阻害しない範囲で防御力を追求した防具セット。多分、この一式だけでも空とか飛べる。ショルダーガードとサイドスカートが「空飛ぶマント」系の魔術礼装を兼ねている。

・黒騎士の鎧
 開発に失敗した魔術礼装。本編には名前だけ登場。機能が「大地の鎧(キュベレー)」と「黄金宝飾ギルガメッシュ叙事詩」に分化した。

・大地の鎧(キュベレー):聖母マリアの原型である地母神キュベレーを形取った黒塗りのプレートアーマー。裸婦像の造形をしていて目に毒である。
 冬木市新都中央公園の霊脈を司るご神体で、装着すると霊脈の魔力が注がれる。公園を出ると効果は失われる。

・黄金宝飾ギルガメッシュ叙事詩:ギルガメッシュ叙事詩のシンボルを多用して作られたアクセサリーセット。乖離法典フレアの制御サポート魔術礼装。

・乖離法典フレア(デミ・エア)
 魔術における四大武器(杖・剣・杯・万能章)のうち「火の杖」に対応する。
 乖離剣エアを手本に作ることが許された法典礼装。古代オリエント、バビロニア神話群の天地開闢の創世神話「エヌマ・エリシュ」ラテン語音訳テキストを刻んだドリル型の突撃槍。
 これに薫の魔力属性「炎上(フレア)」の名を与え、薫の魔力で駆動するランス形状の呪文書(スペルブック)として組み上げたもの。
 ランスという武器の形はしているものの、その本質は儀式用の祭祀礼装。星(世界)の力に感応し、世界(領域)を支配し所持者に王の権威を与える王権の杖であり祭祀の聖典。
 儀礼用の祭祀礼装で、法典に刻まれた呪力を熱風に載せて拡散し、周囲の大源(マナ)を支配する支配の杖であり王権の杖。
 魔術回路が少なく多くの大源(マナ)を扱えない薫が、大量の魔力を導くための領域支配の魔術礼装。
 歪曲と逆行という魔術の作用原理を働かせ「天地開闢」の概念を導き出すことで働きは逆転し、領域の大源(マナ)を支配する祭祀用の補助礼装から、天地開闢の概念干渉により閉じた世界(結界)を切り裂き、触れる全てを上下に別ち粉々にする結界破壊の限定礼装として使えるようになる。
 全長は約3メートル。握り柄は1.2メートルで黄金の護拳(ナックルガード)が被せてあり、薫の守護石であるガーネット、ルビー、サファイアが散りばめられ、ラピスラズリで装飾線が描かれている。
 シャフトに通した三段の円筒刀身は隕石の鉄で出来ており、表面にはラテン語のアルファベットが刻まれ血の色のアルマンディン・ガーネットが魔術加工ではめ込まれたいる。
 刀身の全長は薫の身長より長く、1.8メートルほど。その先端には岩盤の掘削機を思わせる切り込み先が着いている。
 三分割された刀身の円筒に「天の創世」「王と従者の物語」「地の創世」が記されており、天と地が順回転、中間の「王」の円筒が逆回転し「天地を切り裂く」という概念を発生させて効果範囲の物体を概念干渉で破壊する。
 破壊力は魔術評価でB−(B+)神秘の格は高いが、使い手の素質が低い。
 王気(オーラ)により強さが変わるのでギルが使った方が薫が使うより強い。
 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)に相当する全力全開には耐えられず、一撃でぶっ壊れる。
 きっとドリル、ドリルランス、薫のドリル。などと呼ばれることになる。
 心棒は鋼(刃金)、円筒は隕鉄、碑文はガーネット、護拳と握り柄の装飾は黄金とラピスラズリで出来ている。
 当初は凛に秘密で製作されたが、途中からは相談し協力を仰いだため遠坂凛はこの礼装の存在を知っている。
 厳密に言えば「切り裂くもの」であって「貫くもの」ではない。切っ先も回転しない。
(作中の剣技はFate/UnlimitedCodeでのギルのコマンド技です)

・プロト1(壱号試作器):紙と木で組み上げたモックアップモデル。構造確認用試作品。廃棄処分済み。
・プロト2(弐号試作器):鉄で作られた試作品。回転円筒刀身を薄い鉄板をロール紙のように巻いて形成し、錬金術で融解をかけ一体化する手法をとった。これにより膨大な呪文を書き込めるようになり、素材の重層化も可能になった。
 以後作成される全ての魔術礼装はこのダマスカス鋼式の積層構造になり、強度と術式密度が飛躍的に上がっている。
 これ以後、製作と試験に凛も参加。
・ベータファースト(壱号試験機):隕鉄、鋼(刃金)、黄金、ラピス、銀、宝石各所を材料とした試験壱号機。動作確認を徹底的に行い消耗、廃棄処分済み。
・ベータセカンド(弐号試験機):リリカル2にて融解大破。廃棄処分。
・ベータサード(参号試験機):大容量魔力対応機。試験後は遠坂凛が所持。
・ベータフォース(肆号試験機):大容量魔力対応2号機。宝飾加工が施され、ギルガメッシュに献上され教会地下玉座の間に飾られている。
・ベータフィフス(βマスター、最終試験機):音速突破実験で分解大破。廃棄処分。

・ゴールデンマスター(正式規格機):メンテナンス性を考慮し部品交換が可能な規格機。あるいは量産型だがギルガメッシュの従者カヲルの名が刻まれて、この機体以後は薫でないと起動しない。例外として薫にとっての「我が主にして神たる王」ギルガメッシュには動かせる。

・スーパーソニック・チャージ:飛行魔術+魔力放出+乖離法典フレアによる超音速攻撃。謂わばフルドライブ。
 破壊力は魔術評価でB++。ただしフレアの破壊力は魔術評価でBであり、残りの威力は加速による運動エネルギーによるもの。
 発動には空中に直径三百メートルの魔法円を描く必要があり、フレアに刻んだエヌマエリシュを詠唱して大源(マナ)を支配し、自身に収束。全力の魔力放出を行い加速する。
 とはいえ魔術師は工房に引きこもるものなので、聖杯戦争のような異常事態でもなければ使う機会はない。

・ストームフレア:プチねた「リリカル2」で撃とうとした攻撃魔術。
 酒器宝具「黄金の林檎酒」の神気を注いで撃ち放つファイヤーストーム。謂わばオーバードライブ。
 破壊力は魔術評価でB+。これを撃つとフレアはぶっ壊れる。薫も全身汗だくになり魔力は空っぽ。魔術回路は閉じて数時間開かなくなる。
 天地開闢の概念が炎の渦となって吹き荒れる。レジストに失敗すると、上下に別れ上下に分かれ上下に別れを繰り返して粉々になる。固かろうが柔らかろうが関係ない。
 儀式魔術扱いなのでサーヴァント・セイバーのスキル「対魔力A」の前では完全に無効化される。
(なお、ストームフレアとスーパーソニックチャージを超電磁竜巻→超電磁スピンのようにコンボするのは極悪に過ぎるので不可能とする。でもいつかやってみたい)

・黄金宝剣ギルガメッシュ。
 本編未登場。魔術の四大武器のうち「剣」に対応する。ドリルランスの製作が許されるまでは、薫はこちらを作るつもりだった。
 ギルガメッシュから授かった「神秘の黄金」を宝飾に使用する唯一の魔術礼装で「支配・王権・法の執行」の概念を持つ「王の剣」の完成形。
 片手持ちの騎士長剣(ロングソード)で黄金と紅玉と瑠璃で飾られた儀礼剣。
 酒器宝具「黄金の林檎酒」の神気を注ぐことで宝具評価でC+の威力を発揮する。ただし物理攻撃力は普通の剣のままでありビームもでない。黄金に光り輝き、叩き付けた相手の精神を屈服させ心を折る支配の剣であり勝利の剣の亜種。まだ図面の上にしか存在しない。
 その作成意図はXXXXのXXXXXXXをXXXXXX、XXXXXためであり(以下、自主規制)

・ガーネット・ザ・ホーリーグレイル。サクリファイス・ザ・ホーリーグレイル。
 魔術の四大武器のうち「杯」に対応する。
 前者は「月姫」クロスで登場予定。後者は薫を生け贄にして(自主規制)ためのもの。使うとしたら「月姫2」あるいはFate/strange fakeクロスになるでしょう。そこまで書く予定はないがw

・XXXXXXXX・XXXX
 魔術の四大武器「万能章」に対応する。XXXXXXXではなくXXXXXXのためのXXXXXXX。
 XXXXXX・XXXXXのXXXXXXXXX。 

・アインツベルンのハルバード
 全体が金属製の斧槍(ハルバード)で、薫がアインツベルンから譲り受けた魔術礼装。
 50㎏以上あるが、強化魔術を掛けた薫は七倍強化で700㎏以上を持ち上げるので大丈夫。一撃で軽自動車が吹き飛ぶ重量武器。
 呪文を叩き切る術式破壊(スペルブレイク)の力を持つとする。
 宝具と打ち合って壊れないだけの頑強さを持ち、薫が所持する魔術礼装の中では一番頑丈。
 完全に壊れると薫には修理できない。宝石加工と金属加工を駆使してメンテナンス&刃こぼれの修復などをしている。多分、これを使ってギルガメッシュとガッツンガッツン打ち合っている。
 きっとリーゼリットが持ってたヤツと同じ物。

・ランサー(ドイツ式十字槍)
 英語のLancer(槍兵)ではなくドイツ語のRanseur(十字槍)であり、槍の穂先にロングソードの刀身がそのまま使用されているのが特徴。聖堂教会の正規品であるとする。
 ただし薫はコピー改竄品を魔術礼装として作成してしまうことでしょう。

・マジカルバレット:岩塩弾
 本編未登場。撃つと近距離にシャワーのように拡散する。訓練用に実在する。買ってきた弾丸を聖別したもので、浄化・聖別・破邪の力を持つとする。きっとMR73で撃つ。

・マジカルバレット:銀の弾丸
 本編未登場:銀の弾頭に聖句を刻み、発砲後の高速回転を高速詠唱に近似して聖歌詠唱の効果を発現させる聖なる弾丸。祈りを高めて撃つ聖堂教会系の秘蹟武器(サクラメント・ウェポン)みたいなものとする。きっとG2コンテンダーで撃つ。

*** 使い魔 ***

・ヒキガエルのゴエモン:ヒキガエルの形をしたフレッシュ(生肉)ゴーレム。霊媒治療の実験台にした数多くのヒキガエル。その最終ロットからいい部品を選りすぐって作られた。
 名前は「五右衛門=釜ゆで=錬金術」の連想から。
 薫の髪と宝石が埋め込まれており、視覚や感覚を共有できるファミリアー(生き物系使い魔)に近い化け物。
 毒の霧を吐き、人を病気にする妖気を放ったりするようになる。
 手の平サイズであるが、専用の巻物(マジックスクロール)を用意し呪文を唱えるとエーテルがでろりんでろりんと渦を巻き巨大化する。全長は頭から足の先までで十二メートル。二本足で立ち、道具も使う。
 ただいま衛宮邸の縁の下に潜伏中、雨の日には庭に出てミミズなんかを食べる姿が目撃されている。地の霊気を吸って妖怪化していく。
 クロスオーバー先のヒロインを、ひょいぱくごっくんとくわえ込む困った使い魔。目の前で動いてはいけません。

*** その他の装備など ***

・尼僧服:七つの素材で作られた丈夫な服。闇色(紺色)という本来シスターが着ることの出来ない規格外の色をしたなんちゃって尼僧服。
 防弾素材、防刃素材、コランダム蒸着ワイヤーなどが織り込まれている。重視しているのは防刃性。
 薫のお手製。魔術で加工した素材が使われているが魔術礼装ではないとする。

・リボルバー拳銃:フランス、マニューリン社の高級リボルバー(回転式拳銃)MR73。

・単発拳銃:米国、トンプソンセンター社の競技用中折れ式拳銃、G2コンテンダー。

・対物狙撃銃・対物小銃・対戦車ライフル:南アフリカ、ダネル社輸出のアンチマテリアルライフルNTW。口径は20㎜モデル。薫は対空機関砲の弾丸を使用する。

・マシンガン:ベルギー、FN社のミニミ軽機関銃。自動小銃(アサルトライフル)ではありません。

・その他:女性向きにグリップが細い型のグロッグ拳銃やシンプルなライフルなどを持っている。

・手榴弾、ロケットランチャー、小型ミサイル、対人地雷などはまだ持っていない。

・切嗣の遺産:セミオートマチック狙撃銃や魔術礼装コンテンダー&起源弾。対魔術師戦闘理論や戦術レポート。固有時制御など衛宮の魔術についての考察などを持っているが、魔術回路が二本の薫では必要な「歪曲・逆行」が起こせず切嗣の魔術は使用不可能。他人の起源も発動不可能とする。
 これらは厳重に保管され、士郎にいずれ譲渡しようと考えている。

*** クロスオーバー用アイテム ***

・呪文書「水棲海魔使役教本(ハイドロミディアンズ・スペルブック)」
 九頭竜(クトゥルー)と遭遇した薫が情報を集め、呪文書としてまとめたもの。アクアマリンがはめ込まれて魔力炉として機能する。海魔(大ダコ)のゴースト(アストラルフレーム)を形成し、下等なゴーストライナーとして使役できる召喚型魔術礼装。
 きっと文章をまとめるのにウェイバーから指導を受けている。
 クトゥルー、デモンベイン、とある魔術の禁書目録などとのクロスオーバー用アイテム。

・バルディッシュ。
 時空管理局と接触した薫が預かっているデバイス(発動体)ストレージデバイスで簡易AI搭載型。
 バルディッシュ・チャイルド。バルディッシュ・アームズ。バルディッシュ・ファントムと変化していく。本編に登場したのはアームズ。幾つかのミッドチルダ式魔法が登録されており、練習した薫がそれを使える。
 本体色はチタンシルバー。登録音声は言峰綺礼のジョージボイス。我様ボイスで「ひれ伏せ雑種」とか言うかもしれませんw
 バリアジャケットを「魔力の無駄遣い」と言って使おうとしない。準備できるなら防護服+鎧でいいじゃんと考える。
 魔法少女リリカルなのはシリーズとのクロスオーバー用アイテム。

・バルディッシュ・チャイルド。
 時空管理局に協力するも、魔術の開示を拒んだ薫に支給された。データの吸い上げを警戒した薫はインテリジェントデバイスを拒否。F・Tのデバイス「バルディッシュ」のコピーがストレージで与えられた。当時、薫にはストレージデバイスでミッド式の魔法を扱う技能はなく、オリジナルのバルディッシュから子機として制御サポート受けたとする。
 デバイスフォーム(長柄斧)サイズフォーム(大鎌)シーリングフォーム(魔法杖)に変形する。
 カートリッジシステムは「故障率が上がるからヤダ」と拒否した。
 必殺技は七種類の宝石魔弾を機械式に制御して同時に放つ「カッティング・セブンカラーズ」(Fate/Unlimited Codeの凛のアレ)とする。
・バルディッシュ・アームズ。
 ミッド式魔法に慣れた薫が依頼してアームドデバイス仕様になったもの。
 聖王教会と接触し、古代魔法(宝石魔術)によるカートリッジ運用試験に協力したため金色の剣十字が飾られている。次世代カートリッジシステム付き。
 アームドフォーム(長柄斧)デスサイズフォーム(処刑鎌)ランサーフォーム(十字槍)に変形する。
・バルディッシュ・ファントム。
 XXXXXXにXXXXた薫が改造した宝石魔術&ミッド式魔法の魔改造デバイス。
 後に次元干渉エネルギー結晶体が一個内蔵され、XXXでXXXをXXXXXXXXXXXXようになる。
 武器としての剛性を追求し、カートリッジシステムは外された。
 アレンジされた守護騎士(ゴーストライナー)システムが組み込まれている。
 アームドフォーム(長柄斧)デスサイズフォーム(処刑鎌)ファントムフォーム(XXXXXXX)に変形する。

・蛇の鎖(ヤマタノオロチ)
 鉄の輪から八本の鎖が伸びて、先端に三角のくさびが付き血の色をしたアルマンディンガーネットがついている。これをご神体に見立ててマムシ(クサリヘビ科)を生け贄に捧げ、霊体を霊媒治療で加工し怨霊を取り憑かせた魔術礼装。
 鎖を使うのでなく、召喚魔術で蛇の霊体を呼び出して相手を呪い殺す霊体魔術礼装。式神ともいふ。
 作ろうとしてギルガメッシュと言峰綺礼に無茶苦茶怒られ製作を断念。図面上にしか存在しない。しかし……。
 XXXXXXXXとのクロスオーバー用アイテムだった。

・仮契約カード
 魔法使いは呪文詠唱する際に無防備になりやすい。そのため魔法使いを守護する役目を負った従者を選び、力を与える契約の魔法があり、魔法界系の術者達が広く使用する。
 時代は流れ、今や恋人や配偶者選びの手段になっているとかいないとか。本契約の他に仮契約というお試し契約があり、制限付きでの従者強化が行える。
 とある吸血鬼の実態調査のために魔法使いの拠点を訪れた薫(教会関係者)が、敵意がないことを示すため一時的に現地の魔法使いと仮契約を行った。
 カードを通して魔力が供給される。魔術工芸品(アーティファクト)が一つ召喚可能になるのだが???
 魔法先生ネギまとのクロスオーバー用アイテム。つうか向こうのアイテム。

・ひげコレクション:クローゼットの奥に専用の「ひげボックス」が隠されており、いくつもの付けヒゲが収納されている。日々の生活で辛くなったとき、薫は一人、ひげを装着してくじけそうになる自分を支えます。
 装着時には性格が「セクシーギャル」になり人の目を釘付けにする。その隙を突いて攻撃するセクシー技が存在するというというが詳細は不明である。
 セクシーコマンドー外伝すごいよ!マサルさんなどとのクロスオーバーアイテム。……だと思う。

・魔法のクマさんぱんつ。
 熊とは森の王者であり、森の豊かさと支配権を象徴する高貴な獣である(本当です)
 また熊は月の女神アルテミスを象徴する獣でもある(本当ですよ)
 このぱんつを装着したものは月と狂気と森のクマさんの加護を受け、キラキラとした輝きと力強さを与えられてフィーバーする。「クマー」とか「フォォォオオオー」とか言うかもしれない。
 使う予定はない。

 他にも色々ありますが、この辺でやめておきます(笑)クロスオーバー用アイテムは、クロスオーバー先でのみ使用するというのがマイ・ルールです。

*** 裏話:デザインコンセプト ***

 薫の戦闘イメージの原型は、第1部では成長初期のため「ガンダム00のエクシアで、浮遊感のある機動力と結界を突き破る実体剣を使う」と書きましたが……。

 本当の原型イメージは「ゲッターロボ」です。

 空を飛ぶのはゲッター1。デスサイズやバルディッシュを振り回すのもゲッター1。ときどき命が真っ赤に燃えているのもゲッターといえばゲッター。
 ドリルを武器にしたのはギルの子分だからでなくゲッター2からという衝撃の事実(石を投げないでください)高速機動戦闘のイメージもゲッター2から。
 強化魔術の怪力、ミサイルなどはゲッター3。伸びる腕の代わりに鎖を使うつもりでしたがこれは没。
「黄金の林檎酒」はゲッター炉心が化けたものです。

 しかし人間が変形合体するわけにも行かないので「アーマードコア方式」を取り入れて、術者の基本性能はシンプルかつ無個性で、武装を換装することで劇的に性能を変化させる着せ替え野郎にしようと考えました。
 とはいえ成長路線は複数考えておりました。

1:魔力放出特化型。
 最初はこれで行くつもりでした。ガンダム00のトランザムを見た瞬間、やべぇスーパーサイ〇人になる?! と気づき没。
2:紙使い型 or 魔導書使い。
 個人的には好きなのですが、ギルと綺礼と一緒に住んでてこれは違くなーい? と没。
3:カレイドライナー・プリズムナイト。
 ガーネットを守護石とする宝石の騎士。ルビーちゃんルートですな。それはどうよと没。

 そんなこんなで自分でマジックアイテムを作り、それを使って戦う道具使い。それだけだと死んじゃうので戦略的に優位に立つことが可能になるように飛行魔術を身に付けさせたわけです。

 まだ色々とありますが、先を読まれてしまうようなネタバレは自粛です。
 こういった事柄は、小説本文に練り込むことが大切であり、あとがきで作品の説明をしたり設定を読ませて補完するのは反則と考えます。
 人様がやる分には文句付ける気はありませぬ。あくまで自戒です。小説が好きで書いているのであってプロフを兼ねているつもりはありませぬ。
 よってあとがきやおまけは読まなくても判るように本文を書いているつもりです。
 読んでいただきたいのは小説であり、作者なんか知らねーよ。で構わないと考えております。
 ですがそんな管理人(私)も設定資料集とか大好きなので、あると読みます。喜びます。まとめページがあるのも好きな人は好きだろうと思い直し、このようなページを作ってみました。

 前書きで作者(私)が出しゃばったり、あとがきで本文のフォーローをしないと理解できないような作品にならないよう注意していこうと思います。
 読者の想像力を刺激し脳内に絵を描くような小説が好きです。<(__)>

 もうオリジナル書いた方が良いんじゃないかとも思いますが、しぶとく続けていこうと思います。
2010.3/1th.3/14th一部を追加・編集
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