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おまけ:創作の裏側


拙作「天使が聖歌に舞い降りる」は以下の方式でプロットが組み立てられました。

 ストーリー構築をまず行い、それから人物と背景を設定し、その後に両者のすり合わせをして詳細を煮詰め、全体が完成してから一気に執筆。
 ストーリーラインの構築ならびに人物と背景の設定に一週間、そのすり合わせに一週間、執筆に八日間掛かりました。

 仕事がなければもっと早く書けたかもしれません。ただし誤字脱字の検査や細部の修正は完成後から数ヶ月後にやったので、作業が連続しておりません。

 管理人は以前、翻訳、カタログ作り、マニュアル作成、プログラム業務と製品取り扱いの教育を仕事にしていたため「主観や情感を排した判りやすい説明文(描写が大切な小説とは逆ですね)」の記述には慣れていた下地があります。

 また、誤字脱字、慣用句の誤用、主語と述語の混乱など文章の乱れに対して危機感を持っており、それを持たない人と仲良くしようなどとはまったく思っておりません。
 完ぺき主義とは違いますが、ささいなミスで「小説の魔法」が解けてしまうのは嫌だな、と思っております。
 しかし、そうは思っていてもミスはありますし入力時にはなかなか気が付かないものです。国語辞典機能付き日本語入力ソフト様様です(苦笑)

 いくら趣味でも、小説が人様に読んでいただくことを前提としたものである以上、文章の記述には気を遣っていこうと思います。

 追記:ユーモアも大切にしようと思います、マル



作品名:(作品が完成してから決めても、まぁ遅くはない)
テーマ:(書く前に絶対に決めた方がいいでしょう)

☆★☆基本骨子 : A(主人公が)+B(事件にぶつかり)=C(それを乗り越え解決「成長」した姿になる)

B:環境は主人公に圧力をかける

+ = C:AとBがぶつかることで、それまでとは違う「新しい状況」を生み出す

A :主人公は事件に積極的に挑む

上の式で物語全体のアウトラインを設定するのが第一段階

例:A男と、B女が出会い恋に落ち、C恋人同士になる
例:A少年は、B困った妖精と出会い旅に出る。Cそして妖精の故郷に送り届ける
例:A少女は、B天使を喚んだせいで騎士に任命され、C試練を乗り越え騎士になる

☆★☆物語の構造を組み立てる(始まりと終わりの間の展開を複雑化する)

                              《最後の仕掛け》
                                  ↓
                      B"'          + = 解決  →エピローグ(余韻)
                      ↓          ↑ 注意:ここで発端の事件の解決となる
           B"          + =  …… 《クライマックス》
           ↓          ↑
     B'      + =   ……   A"'《展開 N 》     ←↑注意:緊張度を上げていくこと!
     ↓     ↑               ↑             
B     + = C' =A"《展開2》       ← 注意:話を重ねていく(旨くいかないと欠陥小説になる)!!! 
↓    ↑        ↑
+ = C =A'《展開1》  ←注意:各部の終わりが次の始まりでないと連続感がなくなる

A 《発端》  ←注意:発端部での事件が物語の始まりであり、全体を通して解決すべき障害であるべき!



☆★☆注意:物語を複雑化した後でも、全体を見ればA+B=Cの構造に単純化できることを確認せよ!



主人公の行動目標:
環境側からの作用:

《発端》
環境側の作用:
主人公の行動:

《展開1》
環境側の作用:
主人公の行動:

《展開2》
環境側の作用:
主人公の行動:

《展開N》
環境側の作用:
主人公の行動:

《クライマックス》
環境側の作用:
主人公の行動:


「データベース」基本的にすべての登場人物・背景について作成すること

◎主人公:氏名:性別:年齢:職業:身長:体重:顔立ち:髪型:姿勢:口癖:癖:あだ名:性格:趣味:特技:好きな物:嫌いな物:家族構成:秘密:

◎主人公との関係:氏名:性別:年齢:職業:身長:体重:顔立ち:髪型:姿勢:口癖:癖:あだ名:性格:趣味:特技:好きな物:嫌いな物:家族構成:秘密:

◎主人公との関係:氏名:性別:年齢:職業:身長:体重:顔立ち:髪型:姿勢:口癖:癖:あだ名:性格:趣味:特技:好きな物:嫌いな物:家族構成:秘密:



◎背景名:主人公にとってこの場所の意味:広さ:入り口からの外観:内部の区分けと各様子:特記事項

こんなんやってました。by七音(ななおと)

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