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黄金のプチねた#39処刑鎌

「カヲル、それはなんだ?」
 上から見ると「へ」の字型。遠坂邸から薫が持って帰ってきたのはそんな感じのものだった。
 今日は大きな王様のギルガメッシュが尋ねると、カヲルは包みをほどいて見せた。
「シックル(大鎌)というやつだな、何だこれは?」
 あまりカヲルに似合う得物ではないな。ギルガメッシュは思いつつ、己の従者に尋ね聞く。
「はい王様、これは「処刑鎌(デスサイズ)です。ちょっと仕掛けがありましてですね、見てください」
 わりとご機嫌のカヲルは両手に処刑鎌を持ち、横一文字に構えて止まる。そして何かを呟いた。
 すると武器の全体から火に炙られたかのように陽炎が立ち上がり、

 ーー 薫の手にした処刑鎌(デスサイズ)は見えなくなった ーー

「どうですか? これは火属性「陽炎」の概念を作用させて不可視になる大型暗器。命を刈り取る処刑鎌を形取ることで「摂理の鍵」も組み込めました」
 そう言ってカヲルは、ひゅんひゅんと音を立てて見えない鎌を振り回した。
「はは、ははは、あははははははは」
 ギルガメッシュは笑い出す。笑わずにはいられない。視界の端で、カヲルがキョトンとなってこちらを見ている。ああ、この従者は面白い。彼は笑わずにはいられない。
「はははははははははは」
 神に仕える騎士でありながら、武器を魔術で隠して不可視にするなど道化の技だ。
「あはははははははは」

 ーー セイバーを思い出した ーー

 あはははははは、ははははははははは。
 笑い続けるギルガメッシュを薫が引き攣る顔で見やっている。


2008.7/6th
 臓物と書いて「ハラワタ」と読む。ブチ撒けてもいいでしょうか?

・処刑鎌(デスサイズ)分類:魔術礼装
「陽炎」の概念を作用させ、武器全体を不可視にする大型の隠し武器。
 ただし魔術師が相手ではあんまり意味がないと思われる。魔力が渦巻いていればバレバレでしょう。といっても薫が火の鳥を展開しながら使えば気配が紛れて……???

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