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4.5夏の悪夢でオムニバス(妖怪はいてない女・スクール水着・これが悪夢の薫ルート)

黄金のおまけ4.5 その一、妖怪はいてない女


 薫。自分を呼ぶ声に振り向くと、養父たる言峰綺礼が薄ら笑いを浮かべてこちらへ歩み寄ってくる。
 そんな綺礼に促され、彼の背後から小さな子供が進み出た。
 その体は、日本人で初等部二年の自分よりもなお小さい。背中まで伸びた銀色の髪はゆるく波打ち、光を受けて鈍く輝く。はちみつ色の瞳がこちらを向いているのだが表情は硬く、果たして薫を正しく見ているのかも疑わしい。
 薫はそこで息を飲む。
 驚く薫を見てなぜか満足げに頷いた言峰綺礼。うやうやしくも鷹揚に小さな子供を薫に向かって突き出した。
「修道女見習いのカレン・オルテンシアだ。この教会で面倒を見ることとなった。教会での生活はお前よりも長いが、色々と面倒を見てやってくれ。
 シスター・カレン、これは私の娘カヲル。言峰薫だ。まだ洗礼を授けてもいない見習い以前だが、この教会では君の先輩になる。判らぬ事があれば尋ねると良いだろう」
 え? と思う。
 ふと気が付くと綺礼は既に消えている。目の前の、はちみつ色の目をした銀髪の少女と薫はじっと見つめ合う。
 少女には感情というものが見られない。無表情で、感じられるのは虚無感のみ。喜びもなく、悲しみもなく、何もかも受け入れているのだろうか? だがそれは諦めといわないか?
 薫は奥歯をかみしめた。
 言峰綺礼この野郎。連れてくるならもっと早く連れてこい。綺礼テメェ、この子は娘じゃないのかよ?! そりゃぁ公式に娘とは言ってないような気もするが、本物差し置いて俺を娘扱いすんじゃねぇよ。

 ーー くそ、くそ、くそ ーー

 手を伸ばす。腫れ物を扱うように、丁寧に。髪をなでて、頬をなでて、小さな体を抱きしめた。
 ああ、ならば私がこの子の家族となろう。
 まだ間に合う。綺礼も歪んじゃいるが歪み初めてまだ間もない。十分に矯正可能なはずである。何よりよく笑っている。だからきっと大丈夫。
 これからは、私のことをお姉ちゃんと……。

 ーー ニヤリ ーー

 ……呼、ん、で、え?
 腕の中、少女はこちらを見上げて笑っていた。
 それはなんというか、あくまの微笑み? ゾクッと来ましたその笑顔。ええ、どこかで見たことあるな、毎日見ている気もします。
 ああ凛。君はまだ間に合う! 暗黒面に墜ちちゃダメだ!
 薫は思わず後ずさる。すると何かにぶつかった。振り向くと、そこにいたのは尼僧服を身につけた自分よりも背の高いカレン・オルテンシア。ホロウ・アタラクシアに登場したままの、年齢十七、八くらいのカレン。
 は? え? と薫が軽くパニクってると、服を脱ぎ出すシスター・カレン。
「ちょっと! カレンさん、あんたなに脱いでんですか?!」
 薫の声に、カレンはいぶかしげな顔で言い返す。
「何を言っているのかしら? プリントぱんつを穿いた貴女が、スカート穿いてない私に何か言う資格があるのかしら?」

 え?

  ……いや、考え込んでどうするよ、俺。ぱんつを穿くのは当たり前、スカート穿くのも当たり前、そうだよな、間違っていませんよね、私。
 目をぱちぱちさせていると、後ろから抱きしめられた。思わずドキッとしてしまう。
 だがしかし! そんなウブでカワイイ薫の着ている服を、カレン・オルテンシアは脱がしに掛かります。
「ぎゃぁぁぁあああ! なにすんですかぁぁああ!!」
 なぜかするすると脱がされる。あっという間にぱんつ一枚。そして向こうはいつの間にか、かの有名なはいてないスーツを装着済みだ。
 特殊スーツ「スカート穿いてない」を纏って黒い天女と化したカレンは、ステキに危険なニヤリ・スマイルで薫ちゃんを見下ろします。
「えーと、カレンさん?」
 綺礼の威圧的な笑みとも違う。王様の突き抜けた狂的な笑みとも違います。そして凛のあくまな笑みともこれは異なる。
 なんというか、黒い。そして深い。黒桜の黒さがのし掛かって相手を飲み込む黒さなら、カレンの黒さは引きずり込んで逃がさず&しがみつき&へばり付き、ゆっくりと飲み込んでいく黒さです。いや、偏見混じってますが、目の前のカレンさんはきっとそんな感じのお方です。
 おびえた表情の薫にカレンはやさしく言い聞かす。
「スカート穿いてない。それはとても気持ちいいこと」
「いや、それは色々と違うでしょう。聖職者たるもの、ぱんつとスカートを穿くのは必須でしょう?」
「いいのよ。だって貴女は「言峰」でしょう?」
「ああ! なんて説得力のある、いやいやいや、それは合ってるようで間違ってます!」
「さあ脱ぎましょう。そして貴女もこれを着るのよ。お、ね、え、さ、ま。フフフフ腐」
 そう言って黒い天女は口元を歪め ーー ニヤリ ーー と嗤い、薫のぱんつに手をかけた。

「いやああああああああああああああああああああ!!!」
 布団をはね除け枕を飛ばして、薫ははじけたようにベッドの上で体を起こす。
 ここは言峰教会居住棟、夜もどっぷりと更けて音もなく静かな自分のお部屋です。
「どうしたんですか薫さん? 怖い夢でも見ましたか?」
「えぐえぐ。妖怪がぁ。妖怪はいてない女がぁ。うっく、ひっく」
「はいはい、怖かったですね。お母さんが一緒に寝てあげますから、もう大丈夫ですよー、あはー」
「って、誰がお母さんだって言ってるでしょうがこんちくしょぉぉぉおおお!!!」
 薫の放った掌底フックで、あーれーとクルクル回って、しかしすぐに戻ってくるのはカレイドステッキ。
 魔法使いによって作られた愉快型魔術礼装に宿る人工天然精霊マジカルルビーことルビーちゃんこそ、夜泣きの薫を慰めていた乙女ボイスの発生源です。
「いきなり酷いじゃないですか薫さん?! 私はただ夜泣きのお子様薫さんをやさしく慰めて差し上げようとしただけなのに! ああ、やっぱり継母なんて愛してもらえないんですね? よよよ」
 小刻みに振動しながら、羽根飾りでヘッド部分のお星様を覆い隠すステキなステッキ。なんとなく着物の裾で涙を拭いているようにも思えますが錯覚です。
「なにを恐ろしいことを言ってるんですか?! 大体何でまだ動いてるんです? 確か数日の稼働が限界だったはずでしょう?」
 ぷるぷると片目を振るわす薫に、ルビーはまるで胸を張るかのように羽を広げてふわりと浮かぶ。
「はい! 凛さんと薫さんから頂戴した「トキメキ・エナジー」は三日分。夢の大食いルビーちゃんは再び眠りにつくしかありません」
「えーと、もう一ヶ月近くになりません?」
 うさん臭いものを見る薫を無視してマジカルルビーは続けます。
「ですが同志キレーが言ったのです! 三日は即ち七十二時間ではないか、と。ならば一日一時間ずつ大事に使えば、七十二日間、ルビーちゃんは戦える!! びば! 英知もたらす同志達よ!!!」
 シャキーンと伸びるカレイドステッキ、ばたりと布団に倒れ伏す薫。
「ばかばかばか。言峰綺礼のばかばかばか。しくしく」
「薫さん。お父様を悪く言ってはいけませんよ。お母さん怒っちゃいますよ。あはー」
「ぅぅぅ。だからお母さんじゃないでしょう? もぅ帰って、帰ってよぉ、もヤダこんな生活、しくしくしく」
「ねーんねーん、ころーりーよー、……」

 ーー おわる ーー


黄金のおまけ4.5 その二、スクール水着

 冬木市の新都郊外、丘の上にある教会に小さな少女が帰宅した。
 夏も近づき、じわじわと熱くなってきた今日この頃。しかし梅雨が明けるまでにはまだ少し掛かるだろう。
 少女の背負うランドセルは重そうで、手に持つビニール袋がぶらりぶらりと左右に揺れる。
「ただいま帰りましたぁ」
 項垂れた初等部二年の女の子、すなわち言峰薫がこんなに元気がないのは珍しい。
 数々の試練を与えられ、乗り越えてきた小さな戦士は少しずつだが強くなっているのです。 ……多分。
「無事に帰ったようで何よりだな、ひょっとしたら帰ってこないのではないかと心配していたぞ。クックック」
 満面の笑みを浮かべて薫を迎え入れたのは言峰綺礼。この教会、通称「言峰教会」の専任司祭その人だ。まだ二十代半ばと神父としては若輩にも拘わらず、やはり神父であった父の跡を継ぐ形でこの教会を任されたこの男、綺礼は神父として有能だった。
 悩める者、結婚する者、家族を失い悲しむ者、教会には様々な心の痛み、あるいは不安や希望を持つ者達が訪れる。綺礼はその全ての者に言葉巧みに語りかけ「ありがとうございます神父様」と、言わせるだけの弁舌の才能を持っていた。
 しかし、なぜか綺礼の話を聞いた者は「生まれてきてスミマセン」状態に叩き落とされ、涙ながらに懺悔するハメになるのが多いので、お手伝いする薫としては微妙です。
 そう、言峰綺礼は人の苦悩を糧に生きている。人間の悩み苦しむ姿こそ、心を躍らせる快楽だとのたまう困った男。都市伝説の黄色い救急車に是非連れて行ってもらえないかと思ってしまう異常者なのだ。
 そして綺礼の一番のお気に入り、あるいはメインターゲットとして日々、楽しく遊ばれているのが養女たる薫ちゃんだったりするのです。
「ご機嫌ですね、おじさま……さては知っていましたね?」
 三白眼で睨め付ける薫にしかし、綺礼の笑顔はびくともしない。
「なんのことだがさっぱりだな。くくくくく。ところで薫。そのビニール袋の中には何が入っているのかな? おそらく学校で使う物だとは思うのだが、この父に教えてはくれまいか? クックック」
 薫は顔を赤くして、袋をつるす小さな拳をぷるぷると振るわせた。
「知ってるでしょう? 絶対に判って言ってるでしょう? おじさま性格悪いですよ」
「ああ何と言うことだ。親子の絆を深めようと娘の心配をする父に対して冷たい言葉、薫、神の言葉を思い出せ、すなわち隣人を愛せよ」
「あっはっは。おじさま「へそで茶を沸かす」という言葉を知ってますか?」
「ん? 呼吸法で丹田に強烈な熱気を生み出せと言う武術用語だったかな?」
「違います!」
 すました顔の言峰綺礼。ボケなのか本気なのか、薫には判別が難しかった。

 応接スペースに行くと、そこに居たのは小さな王様ギルガメッシュ。音楽を聴きながらクッキーを摘んでいる。
 薫が三人分のお茶を淹れて応接間に戻ってくると、テーブルの向こうで綺礼と子ギルが彼女の持ち帰ったビニール袋を物色している。薫はお茶を片手に引き攣った笑みを浮かべます。
「へぇ、これがこの時代の水浴衣装ですか。生地はともかく色が地味すぎるんじゃないですか?」
「無個性という個性を押しつけて管理を楽にしようというのがこの国の教育政策らしいからな。まあ大量生産と耐久性をかんがみて、そう悪い物でもないだろう」
 何か難しいことを言ってますが、男二人が手にしているのは紺色で伸縮性の高いスカートなしのワンピース「スクール水着」と呼ばれる女性限定、お子様限定のスポーツウェア(だと思う)。
「薫、私はお前を祝福しよう。これこそレディーへの登竜門、決して戻れない致命的な一撃だ。くくく。私はこの時が来るのを待っていた」
 ぷぷぷと笑う綺礼に向けて、薫は思わずティーカップを投げつけたくなったがそれは我慢。そんなことをしようものなら王様にどんなお仕置きされるか判らない。だが、むすっとした顔で不満を訴えるくらいは許して欲しい。
「そんなしょーもないことを何時からチェックしてたんですか」
「別にチェックしていたわけではない。教材購入のお知らせプリントに目を通しておいただけだ」
 平然と神父は答え、ギルガメッシュは不思議そうな顔をする。
「カヲルはこれが気に入らないみたいですね。でも、気にするほどの物ですか? 日本人はこれが大好きなのでしょう?」
 そう言ってスクール水着を高く掲げるギルガメッシュ、ああ、王たるものがそんな物を手にしてはいけません。
「王様、その日本人像は歪んでいます。あー。いや、完全には間違ってないような気もするのですが、私は好きじゃありません」
「何?!」
 嫌そうに答えた薫の言葉に、なぜか綺礼は目を見開いて驚愕した。
「薫、お前は日本人のくせにスクール水着に幻想を持ってはいないというのか?」
「おじさま、真面目な顔してトチ狂ったこと言わないでください。なんの概念武装ですかそれは?」
「すまん、イタリアン・ジョークは通じなかったようだな」
「どこがイタリアンだよ! ああぁぁぁあん?!」

 思わずヤクザちっくに怒鳴ってしまった薫。王様に正座を命じられて貴婦人のなんたるかについて、お説教を喰らいました。

「……王様、反省してます。どうかもう許してください」
 ただ今お仕置きの真っ最中。薫は靴を脱いでソファーの上で体を丸め、ギルガメッシュの腿に頭を載せて、髪をなでられていたりする。ちなみに半泣きになってます。
 私は猫か犬ですか? と聞いてみたいところだが、この体勢で「雑種」とか言われた日には立ち直れないので大人しくしている薫だった。
 ギルガメッシュは薫の言葉を無視して彼女の髪を笑顔で撫でる。その王様ぶりが薫はちょっと憎らしい。でも気付かれてはいけません。何をされるか判らない。薫は無駄とは知りつつも、保護者の綺礼に視線を送る。
 綺礼はなにやらプリントを確認していた。
「ふむ、名札は自分で付けろと書いてあるな。伝統に基づき「2ー〇 ことみね かおる」と平仮名表記でいいのだろうか?」
「真顔でボケるのもいい加減にしないと明日から朝食は甘い甘いお汁粉にしますよ。言っておきますが、そんな水着は着れません」
 言い返してはみたものの、王様の子犬モードなので迫力というがないのだが。
「水着を着ずしてお前は一体どうするつもりだ? まさか男の海水ぱんつを穿こうというのではあるまいな。言っておくがトップレスなど私が許さん。それは魔女の行いだ。薫、お前は聖女を目指せ。
 ……決めたぞ薫。お前の洗礼名はジャンヌ。ジャンヌだ。フランスを勝利に導いた聖女の名前だ」
「そしてそれは火炙りにされた魔女の名前でしょーがぁぁああ!!! ふぎゃっ!」
 立ち上がろうとするが、ギルガメッシュは笑顔と腕力で薫の頭を押さえ込む。
「火炙り、火属性のお前にぴったりだな」
「あぁぁんもぉぉおお。こいつは、この男はぁぁぁ」
 王様から逃げられず、泣いてる子犬モードにおちいる女の子。
「それはそうと勉強不足だ。ジャンヌ・ダルクの時代にはまだ「魔女」という迫害概念は存在しなかった。異端のレッテルこそ貼られたが魔女として火炙りになった訳ではない。そして1920年にベネディクトゥス15世によって聖人と認定されている。未だ以て異端とは言われているが、ジャンヌ・ダルクは断じて魔女ではなかったのだ」
 厳かな表情で綺礼は淡々と歴史の真実を語る。この男、神父としては非常に真面目かつ堅物なのだ。お前には信仰心が足りない。という理由で薫はいまだ洗礼を与えられていなかった。教会を私服の子供がウロウロするのは体面が悪いと言われ、薫は尼僧服を作業着代わりに着ているものの、実はこいつはコスプレだったりするのです。
「コトミネ、それは確か神の声を聞いて戦った女性でしたね? 悪くないかも知れませんね。カヲル、貴女はボクという神に仕えているのですから、ボクの声を聞きなさい」
 王様宣言を通り越して神様宣言をするギルガメッシュに、従者カヲルは目まいを憶えた。

 夜になった薫の部屋で、薫はスクール水着に身を包む。言っておきますが本気で着たくないのです。
 しかしです。慣れておかねば教室で着替えたときに泣いてしまうかも知れません。
 諦めるにも最低限の時間は掛かる。ならば早いほうが良い。ああ、まさか専門用語で言うところの「スク水」でこの身を隠す日が来るとは思わなかった。お父さんお母さん、息子はもうダメです。男、薫の魂は死にました。あーめん。
 鏡を見れば、そこにはカワイイ女の子。幼いボディーラインがくっきりと見て取れる水着は、ひょっとしたらステキでナイスなコスチューム? うふ。

 ……涙で視界が滲んできました。

 薫は涙を拭き取って、右腕を水着から抜き取った。片方の胸が露わになったその格好で重心を下げ、鏡に向い威嚇するかの如くのクラウチング・スタイルを取ってみる。

「……あにまるハマグ〇……。きあいだぁー」

(きあいだぁー、きあいだー、きあいだー。……静かな部屋に、静かな声がこだました)

 うわあああああああんっ。ぶわっと吹き出た大量の涙が薫の視界を激しく歪める。薫は素早くその身をひるがえしベッドに向かってダッシュし、そのままジャンプ。きらめく涙を撒き散らしながら突き出す肘が、大きな枕に突き刺さる。

 みらくる・カヲるん、ランニングエルボードロップ極まりました!!!
 押さえ込んでカウント入ります! わん。つー。すりー!!
 おおーっと! 新人レスラー、みらくる・カヲるん。デビュー戦を華麗に勝利です!!!

「違うもん、薫は将来ぷろれすらーになるんだもん。うぇぇえええーん」
 肩をはだけた薫は枕を抱きしめ、さめざめと泣き出した。何か色々とダメだった模様です。

 そんな薫の部屋の外では、綺礼とギルガメッシュが口元を必死に抑えて笑い出すのを耐えていた。
(くくくくくくくくくく)
(ぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ)
 爆竹がはじけるような連続衝動を腹筋に感じながら、それを必死に抑えるマスター&サーヴァント。
 二人はよろよろしつつ、Yes! Yes! と言いたげにサムズアップを繰り返しながら薫の部屋から離れていった。

 ーー 次の朝 ーー

 何ごともなかったように、朝餉を楽しむ言峰教会御一同。今日のメニューはお汁粉、ではなく定番になりつつあるスープとパンだ。
 窓からは光が差し込み鳥のさえずりが聞こえるいつもの朝。
 テレビからニュースが流れ、合間に入るコマーシャル。

「「元気になろうプロテイン飲料「キアイダー」いくぞ! きあいだ! 気合だ! キアイダー!」」

「「「ぶぶぅぅぅぅううううーーーっ」」」

 ーー おわれ ーー

黄金のおまけ4.5 その三。これが悪夢の薫ルート

封印指定(自主規制)ここから見に行けます。

「これが悪夢の薫ルート」はコメディー色の強い拙作においても、「壊れ系」かつ悪い意味で「電波系」であり、本体である「Fate/黄金の従者」の雰囲気を損なうものだと判断しました。
 よって一段、深い階層に沈めさせていただきました。(TOPから三クリック以内でいけるようサイトはデザインしています)
 悪乗りが過ぎた作品であり、ぱんつネタはこれで最後にしようと思い使いすぎた感があります。
 よってスルーする。または読んでも忘れる。バカ話だと割り切っていただく。などの対応をお願いするものであります。
 気にしていただいた方、お目汚しいたしました。申し訳ない。以後、やり過ぎには注意しようと思います。はい。(でも書くとは思いますが警告文を付けるとかでなんとか)

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あとがき
 この回はショートショートに挑戦です。

 〜〜 その一。妖怪はいてない女 〜〜
 カレン、ちょっとだけ登場。カレンを言峰教会チームに加えられるか、ちょっと考えては見たのですが、無理だと判断しました。
 「Fate/黄金の従者」はコメディー作品ですが、壊したくない部分にカレンの存在は抵触するようです。期待していただいた方、申し訳ない。
 しかしバゼットは原作タイミングの前に絡む予定ですのでご容赦を。
 ……ショートショートにしては長い。でもこれ以上は……。
2007.10/29th

 〜〜 その二。スクール水着 〜〜
 小さな子供状態で引っ張るのも私的に限界が近いです。まぁあと少しですが。
 しかし性転換ものならやっぱり書かないと駄目だよな〜、と思ったので頑張ってみたのですが。
 ……微妙だ。
 つうか薫が前に出すぎですね。これは。出番が多いのとも違いますが、オリジナル要素が世界観をぶち壊すのは嫌なのでバランス?を一考しようと思います。
2007.10.30th


次回予告
「酒盃」 
 これで第一部? 終わりです。シリアス部分の芽と、裏事情がちょっと出てきます。そしてオリキャラ薫がスキル収集を開始する、という話になる予定。

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