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DDD簡易データベース・ファイル3「背景情報」

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支倉市:カイエの部屋ダイニングバー「星雲」支倉二丁目A異常症患者に提供される市営住宅A異常症患者の研究施設

★支倉市:
 典型的な地方都市。C県の最北、中央からやや東部より、都心まで通勤快速で二時間。
 人口約十五万人。特に観光名所はない。駅から五キロ離れると山や畑が広がる。


★カイエの部屋:
 支倉坂の住宅地を抜けた郊外に点在する森があり、その森の一つにある十メートル四方の貯水庫の地下にある。森の広さは大学のキャンパスほど。
 貯水庫は見た目コンクリートの立方体で、近くに背の高い外灯が一本だけ立っている。市役所の人間もその存在を知らない。
 森から出てすぐに市営バスのバス停がある。最終便は午後六時、市倉坂まで五キロ、駅前までは追加で二キロ。
 地下室には階段で下りていく。階段を下りてドアを開け、真っ暗な通路を進んでまたドアを開けるとカイエの部屋(ベッドルーム?)
 部屋は中世の城の一室のような雰囲気で煉瓦の壁、床は白と黒が交差するチェス盤のよう、高価そうな家具がある。電灯はない。
 部屋の中央に天蓋付きのベッドがあり、カイエがそこに横になると真横に行かないとカイエの姿は見えなくなる。アリカが知っているのはこの部屋のみ。
 部屋の四方にドアがあり南のドアが出入り口、残りは不明。
 唯一の電化製品は隅にある小さな冷蔵庫。冷蔵庫横の壁に姿見があって全身が見れるようだ。
 部屋にはアンティークの群れが至る所に散らばっている。地球儀がたくさんある。がらくた?も隅に積み上げられている。
 水道がなく水は冷蔵庫に蒸留水などを買い置きする。洗面所はある。
 アリカお気に入りのソファーがあり物凄く心地よく、よく眠れるらしい。
 天井はガラス張りで外の光が差し込む透明度を保っている。なぜかでっかいサメのような魚影が確認できる。サメは「悲哀」であるらしい。
 携帯電話は電波が届かず、地下のどこかに黒電話がある。
 部屋の空気は虚無であり、汚れていないからキレイなだけだとか。
 アリカ、マトさん、そして悪魔に憑かれた者や悪魔祓いを求める者が訪れる。ただし行われるのは「悪魔払い」であって悪魔祓いではない。


★ダイニングバー「星雲」:
 イタリア系居酒屋。大学の教室ほどの広さでテーブルがびっしり。酒と煙草と与太話でぐちゃぐちゃ。一番安いメニューはクラブサンドで一番高いのはフォアグラ。
 パスタ、サラダ、ケーキ、酒類、ダブルフロート、ジャンボオムライスなどがある。
 アリカはお金に不自由な人なので給料日以外はクラブサンドのもよう。ツラヌイはお金に不自由しない人のようで好きな物を好きなだけ食べる。


★支倉坂二丁目:
 支倉市の中央からやや北寄りの閑静な住宅街。喫茶店、コンビニ、本屋は近くにない。
 石杖・木崎・久織・月見里(やまなし)といったDDD1登場人物達の家が多数あった。


★A異常症患者に提供される市営住宅:
 支倉市の北、カイエの家とは市倉坂とは駅を挟んで逆方向で徒歩一時間ほどのおんぼろマンション。
 支倉市第十三号施設。ひびの入ったコンクリの玄関には管理人部屋がある。管理人は愛想のないお婆さん。
 鉄筋コンクリ六階建て各階八部屋? アリカは4階に住む。2DK
 家賃は奥様驚きの四桁価格で働き先がない患者には最低限の食費の支給あり。
 A異常症患者以外の一般人も多数居住しているもよう。というかアリカ以外にいるのか?
 正しくは「退院が認められたアゴニスタ異常症患者並びにその被害を受けた後遺症患者のために提供される市営住宅」であろう。
 向かいに割と趣味のいい喫茶店マリオンがある。お値段平均八百円。モーニングセットがある。


★A異常症患者の研究施設:
 N県にあるというオリガ病院。あるいはキヌイという病院施設、多分オリガ病院でよいと思われる。
 ABCDの四つの棟があり、症状によってA異常症患者を振り分けて収監している。
 出入り口は屋上のヘリポートのみ、正門はコンクリで塞がれている。
A棟:患部はあるが新部はない患者や、A異常症患者に傷付けられ後遺症を持つ普通の患者。
B棟:新部はあるが比較的精神が安定し、手術で患部の除去が見込める患者。
C棟:悪魔憑きの症状が安定した患者。精神が壊れた患者は隔離、精神が安定した患者は比較的自由。
D棟:人外魔境、怪物の巣、怪物の墓場。末期で治療不可な成体レベルの患者。

念のために宣言します。上の情報は、講談社BOX「DDD1」(Decoration,Disorder,Disconnection1)奈須きのこ著。の内容を管理人が好き勝手にまとめたものであり、間違っても現実の病気や事件とは関係のないものであります。また原作を正確に読み解けておらず間違えている可能性も大いにあります。

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